Graph Sketcher は、マウスやペンでなぞるだけで、きれいなグラフになるアプリです。Mac 版に続いて、Windows 版を Microsoft Store で公開しました。データ表も数式も要りません。需要と供給、費用曲線、放物線、正規分布のような「形を説明するグラフ」を、スライド・プリント・論文のために短時間で作れます。
Graph Sketcher の Windows 版は、Windows 11 と Windows 10(バージョン 1809 以降)の x64 の PC で使えます。最初の 7 日間はすべての機能を無料で試せて、その後は買い切りです。サブスクリプションではありません。

Graph Sketcher の Windows 版はどんなアプリ?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| できること | 手で描いた線からグラフを作る。テンプレートからも始められる |
| 対応 OS | Windows 11、Windows 10(バージョン 1809 以降)。x64 |
| 画面の言語 | 日本語、英語 |
| 料金 | 7 日間無料、その後は買い切り。価格は Microsoft Store に表示 |
| テンプレート | 経済学 12 種類、数学 7 種類の全 19 種類 |
| 書き出し | PDF(ベクター)、PNG、JPEG、TIFF(2 倍の解像度) |
| 書類の形式 | .graphsketcher(Mac 版と共通) |
Graph Sketcher の基本機能
なぞるだけで、なめらかな線になる
キャンバスの上をドラッグして線を描くと、ストロークがなめらかな曲線か、直線の折れ線に自動で変わります。データ表も数式も要りません。
- クリックで点を 1 つずつ置いて、線につなげられます。最初の点をもう一度クリックすると、図形が閉じます
- 描いたあとは、ドラッグで動かしたり、ダブルクリックで点を足したりできます
- どの操作も取り消せます
19 種類のテンプレートから始められる
ツールバーの「テンプレート」から選ぶと、よく使うグラフが書類に入ります。経済学は需要と供給、消費者余剰と生産者余剰、課税と死荷重、費用曲線、ローレンツ曲線など 12 種類、数学は一次関数、二次関数、正弦曲線、正規分布など 7 種類です。書類の軸の範囲に合わせて配置され、入れたあとも自由に直せます(テンプレートの一覧と使い方)。

線・点・塗りつぶし・文字を整える
- 線:色、太さ、不透明度、直線と曲線の接続、破線と二重線、両端の矢印
- 点:丸、三角、四角、星、ひし形、十字
- 塗りつぶし:色と不透明度を選べます。余剰や死荷重、曲線の下の面積などに使えます
- 文字:フォント、サイズ、太字、斜体、下線、取り消し線、ハイライト、回転。キャンバスの上でそのまま編集できます

座標軸を思いどおりにする
軸の範囲と目盛りの間隔は、指定することも、自動で選ばせることもできます。軸線、目盛り、目盛りのラベル、タイトルは、それぞれ表示と非表示を切り替えられ、ラベルの大きさや位置も調整できます。余白、背景色、キャンバスの大きさも変えられます。

正確な値が必要なところだけ、数値で直す
右のパネルの「データ」には、点の座標が表で並びます。数値をダブルクリックして直したり、行を選んで線につないだりできます。ふだんは手で描いて、必要なところだけ数値で合わせられます。

PDF や画像に書き出す
書き出しの形式は、PDF(ベクター)、PNG、JPEG、TIFF で、2 倍の解像度で書き出します。ベクター PDF は拡大しても線や文字がぼやけないので、論文や印刷物に向いています。Windows の PowerPoint や Word は PDF を図として挿入できないので、スライドや文書に貼るときは PNG で書き出します。書類の間で要素をコピー&ペーストでき、複数の書類をそれぞれ別のウインドウで開けます。
Mac 版と同じ書類を使える
書類(.graphsketcher)は Mac 版と同じ形式で読み書きできます。Mac で描いたグラフを Windows の PC で直す、といった行き来ができます。
Graph Sketcher はこんな方に
Graph Sketcher が向いているのは、データを見せるグラフよりも、考え方や形を説明するグラフが必要な方です。
- 経済学・数学・理科を教える先生:需要と供給や費用曲線、放物線や正規分布を、授業のスライド、プリント、試験問題に使えます(経済学のグラフの描き方、理科のグラフの描き方)
- 学生:レポート、ゼミの発表、卒業論文に載せる模式図を、教科書のような形で描けます
- 論文や本、ブログを書く方:ベクター PDF で書き出せるので、印刷しても図がきれいです
- 企画書やプレゼンの資料を作る方:損益分岐点や製品ライフサイクルのような、説明のための図を手早く作れます(ビジネス資料のグラフの描き方)
- Excel に架空のデータを入れて形を作っている方:描きたい形を、そのままなぞれば済みます
- Mac と Windows の両方を使う方:同じ書類を、どちらのアプリでも開けます
反対に、測定したデータから正確なグラフを作る用途には、Excel や統計ソフトのほうが向いています。Graph Sketcher は、データを読み込んでグラフにするためのアプリではありません。
Graph Sketcher の料金と動作環境は?
Windows 版は、最初の 7 日間はすべての機能を無料で試せて、その後は買い切りです。サブスクリプションではありません。価格は Microsoft Store に表示されます。Mac 版とは別に購入します。
Windows 版は、Windows 11 と Windows 10(バージョン 1809 以降)の x64 の PC で使えます。画面の表示は日本語と英語です。Mac 版は Mac App Store で販売していて、初回起動から 3 日間は無料で、macOS 14 以降で使えます(アプリのページ)。
よくある質問
Graph Sketcher は Windows で使えますか?
はい。Windows 版を Microsoft Store で公開しています。Windows 11 と Windows 10(バージョン 1809 以降)の x64 の PC で使えます。
Graph Sketcher の Windows 版は無料で試せますか?
はい。最初の 7 日間は、すべての機能を無料で試せます。その後は買い切りで、サブスクリプションではありません。
データや数式の入力は必要ですか?
いいえ。マウスやペンで線をなぞれば、きれいな直線や曲線になり、座標軸の上に置かれます。正確な値が必要なところだけ、数値で直すこともできます。
Mac 版で作った書類は Windows 版で開けますか?
はい。書類(.graphsketcher)は Mac 版と Windows 版で同じ形式なので、どちらでも開いて保存できます。
Mac 版を買っていれば、Windows 版も使えますか?
いいえ。Mac 版は Mac App Store、Windows 版は Microsoft Store で、別々に購入します。
どの形式で書き出せますか?
PDF(ベクター)、PNG、JPEG、TIFF です。スライドや文書でも鮮明になるよう、2 倍の解像度で書き出します。
Graph Sketcher は Excel の代わりになりますか?
用途によります。形を説明する模式図なら、Graph Sketcher で手早く描けます。測定したデータから正確なグラフを作るなら、Excel や統計ソフトが向いています。
まとめ
- Graph Sketcher は、なぞるだけできれいなグラフになるアプリで、Windows 版を Microsoft Store で公開しました
- 基本機能は、手描きの線の整形、19 種類のテンプレート、線・点・塗りつぶし・文字と座標軸の調整、ベクター PDF などの書き出しです
- 先生、学生、論文や本を書く方、資料を作る方など、形を説明するグラフが必要な方に向いています
- Windows 版は 7 日間無料で試せて、その後は買い切りです
